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2004年10月12日
候補手の評価は言語レベルで行なわれる
以前に、見かけていたページで、ずっと探してたページが囲碁雑考 RETURNSの関係あるかもしれないリンクに出てた。ぐっじょぶ。
囲碁の認知科学的研究と題された学位論文なんだけど、その中で、「比較的強いアマチュア・プレイヤのプロトコルの分析からは:* 盤面状況の認識結果は早期に言語化され、候補手の評価も言語レベルで行なわれること。」という一文がある。
以前TVで将棋のプロの対局中の脳波パターンっていうのをやってて、それによると右脳がよく動いているっていう話だったんだけど、囲碁は違うのかもしれない。もちろん盤面の認識は右脳なんだろうけど、読みという点に関していえば、左脳の言語野を使うのかなと。「これハネて、ノビてこっちにノビて」という思考は言語化されて行われると。
ということは、囲碁の専門用語(? というか手の呼び方)を勉強するのは、棋力のアップにかなり貢献するんじゃないかと思うわけだ。あと、本をよく読む人、物を書く人っていうのは囲碁が強くなる要素を持ってたりするのかなと。そんなことを考えさせる論文でした。
投稿者 たろう : 2004年10月12日 16:40
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コメント
プロの思考パターンはどうなんでしょうかね?
でも囲碁の専門用語を覚えると棋力アップするというのはあると思いますね。いろんな専門用語が頭の中でフラッシュして、それによって新たな読み筋を得るってこともあるし。
本を読む人、物を書く人。もっと強くならなきゃだな>私(^^。
それにしても私が記事に「パターン認識」なんて使ったのはコバピのおかげ。ほんとのグッジョブはコバピだな(^^)。
投稿者 まえだ : 2004年10月12日 17:13
コバピぐっしょぶ
投稿者 へぼたろ : 2004年10月13日 04:09